高保湿の王様「セラミド」って何?

 2019年 08月 08日
LED Mask Blog

美容好きなら一度は聞いたことのある成分、セラミド。肌に大事なのは知っているけど、どんなことをしてくれるのでしょうか?今回は、セラミドに注目していきましょう。

セラミドとは?

健やかな肌の「角層」の中では、何層もの角層細胞が重なっています。そして、角層細胞どうしのすき間を満たし、細胞どうしや水分をつなぎとめているのが、肌の必須成分「セラミド」です。「セラミド」は、肌の奥から生まれてきます。表皮細胞は水分を含み、セラミドは油の一種。水と油という、相反する成分が何層にも重なっているため、体外からアレルゲンや細菌が侵入するのを防ぐバリア機能の役目を果たし、逆に体内からの水分が蒸散するのを防いでいるのです。
生物のからだを乾燥から守るための成分「セラミド」。
今から約2億2千年前、生物が海から陸に上がる進化をとげた頃、水の外で生きていくために、からだを乾燥から守るための成分が必要でした。そこで肌(角層)の中に生まれた成分が、「セラミド」です。

セラミドは老化とともに減少

年齢を重ねることで減ってしまう美容成分はたくさんありますが、残念ながらセラミドも同じ。
セラミドを産生する力は、なんとピークが赤ちゃんのとき。
30歳を超えると大幅に低下し、50歳になると20代の約半分に減少してしまうのです。
セラミドが不足すると乾燥したりシワやたるみができたりするだけでなく、バリア機能も低下。
若いときは肌が強かったのに、大人になるにつれてアレルギーを起こしやすくなったり、肌がゆらぎやすくなったりするのは、セラミド不足と関係している場合もあると思います。
とくにセラミド3は量の低下が顕著。だから年齢を重ねると乾燥しやすくなり、シワができやすくなってしまうのかもしれません。
セラミドが不足すると、体内からの水分が蒸発して肌が乾燥し、またバリア機能が崩れ、アトピー性皮膚炎を発症したりします。確かに、加齢と共に肌は乾燥気味になる。身体も弱くなってくるのも、傷の治りが遅いのも、もしかしたらセラミドが不足しているせいかもしれません。

セラミドを食品で摂取

ではセラミドをよい状態に保つためにセラミドそのものを食べるのは、お肌によいのだろうか?
答えは○です。特にグルコシドセラミド(糖が結合したセラミド)がよいといわれています。
グルコシドセラミドを多く含む食材は、麦や米などの穀物、大豆、とうもろこし、乳製品、こんにゃくなどだそうです。とうもろこしご飯に豆腐のお味噌汁なんて最強なのかもしれませんね。

セラミド配合化粧品の効果は?

セラミドは、化粧品の成分が浸透しやすい角質層に存在しているものです。
だからセラミドをスキンケアで補うことは可能です。

化粧品に配合されているセラミドは、大きく分けて4種類。
●動物から抽出した天然セラミド。肌に浸透しやすく親和性も高いのですが、やや高価です。
●人間の皮膚にあるセラミドに似せてつくられたヒト型セラミド。天然セラミドに負けないぐらい保湿力が高く刺激も少ないのが魅力です。最近はナノ化技術などにより浸透性も上がっていますので、これからさらに注目されそうです。
●コンニャクや米ぬかから抽出された植物性セラミド。なかでもこんにゃくセラミドは大量生産が簡単なうえ、米や大豆などよりアレルゲンになりにくいと注目されています。
●石油からつくられた合成セラミド。あくまでも似たような分子構造ということで、まったくの別物。

肌への親和性がもっとも高いのがヒト型セラミドなんですが、それ以外のセラミドでも、浸透性のよいものを選んだ方がいいでしょう。

セラミドの期待される効果

〇肌の保湿効果(乾燥肌の改善)
〇肌の保護バリア作用
〇アトリー性皮膚炎症状の改善
〇美白効果としてのシミ、シワ、肌荒れ防止


最後に

肌の必須成分セラミドの働きを守り補い、バリア機能を助けて潤いを保ちましょう。
セラミドと共に、お肌のために日々のホームケアとして取り入れて欲しいAduroLEDマスクです。
LED光の効果を利用して肌を改善します。肌の細胞までLED光が届き、
肌を活性化してくれます。日々、肌の細胞まで美顔ケアしましょう。
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